フジテレビ系ドラマ『わたしの宝物』の第6話が放送され、その展開が反響を呼んでいます。
今回は、『わたしの宝物』の第6話のネタバレありの考察と、第7話の展開を予想していきたいと思います。
『わたしの宝物』第6話のあらすじは?
ではまず、『わたしの宝物』の第6話のあらすじを見ていきましょう。
小森真琴(恒松祐里)の言葉がきっかけで疑心暗鬼となり、DNA鑑定で真実を知ってしまった神崎宏樹(田中圭)。神崎美羽(松本若菜)は突然姿を消した宏樹と娘の栞を必死で探す。
その頃、冬月稜(深澤辰哉)は水木莉紗(さとうほなみ)の想いを知り、真剣に考えることを決める。栞を連れて海へ訪れた宏樹だったが、どうして良いのか分からずにいた。ふと入ったカフェで、出会った夫婦の「パパ」という言葉に、自分が本当の父親ではないことを痛感する。
美羽から宏樹が栞を連れて失踪したことを聞いた真琴が、お店を閉めて美羽の元へやってきた。真琴は、団地の公園で美羽と冬月を見たと話し、宏樹に話したのは自分だと告白する。そして、宏樹と栞に何かあったら美羽のせいだと言い放ち、出て行ってしまう。美羽は必死で二人の無事を祈る中、宏樹の書斎でDNA鑑定書を見つけてしまう。
『わたしの宝物』公式サイト https://www.fujitv.co.jp/takaramono/
そしてその頃、宏樹は栞を抱えて、希望のない眼差しで海の中に向かって一歩ずつ踏み出していた…。
栞と海に入ろうとするも、思いとどまる宏樹
宏樹は、栞を抱っこしたまま、「生まれ変わったら本当の親子になれるかな」と呟き、海に入っていこうとします。しかし、途中で思いとどまり、膝から崩れ落ち泣きます。
宏樹は、行きつけの喫茶店のマスターである浅岡(北村一輝)に電話し、「馬鹿なことをしようとした」と栞と海で死のうとしたことを告白します。
浅岡は、「遠くに行きすぎると戻って来れなくなる。どこ行ったって答えなんかない。帰ってこい」と言います。
家に戻り、仕事へ行く宏樹
宏樹と栞が戻ってきたのは、翌朝の6時でした。「仕事行くね」と美羽に告げ、いつも通り仕事へ向かう宏樹。前日、無断欠勤をしていることで、部下たちは「昨日は結局なんだったんだろう」と訝しんでいます。
「もう体調大丈夫なんですか?」と部下から言われてることから、体調不良だったということにしているようです。
母親の入院する病院から呼ばれ、栞を真琴に預けて病院へ向かう美羽
美羽は、母親の入院する病院から電話がかかってきて、栞の預け先が見つからず、真琴に美羽を預けて病院へ向かいます。
真琴は、その間に冬月へ連絡し、冬月と美羽が会うように策略します。
真琴のお店で美羽は冬月に会いますが、家族の問題で冬月くんには関係ないから、と何も語ろうとしませんでした。
美羽に、栞を置いて出ていくように告げる宏樹
仕事から帰ってきた宏樹に、「この子の父親は宏樹だと思ってる。わたしは宏樹と栞と三人で生きて行きたい」と伝える美羽。しかし、宏樹に本当の父親のことを聞かれると黙ってしまいます。
その様子を見た宏樹は、美羽と一緒に暮らすことはできないと、栞を置いて出ていくように告げます。
栞と離れ離れになるくらいなら、栞と一緒に死ぬという宏樹。決意は固いようです。
『わたしの宝物』第6話 考察
栞を真琴に預ける必要があった?
SNSで否定的な意見が多かったのが、美羽が栞を真琴に預けて病院へ向かうという行動です。医師の話を聞く時に病院に連れていくのが大変とはいえ、6ヶ月ですから抱っこ紐に入れておけばそれほど動き回るわけではないですしね。
真琴が、冬月と美羽を会わせるストーリーにつなげるためだったのでしょうが、ちょっと無理があるように感じました。
ただ、美羽は真琴に、「宏樹とちゃんと話した後に、真琴とも話したい」と言っていたので、親友に裏切られてもなお、真琴のことを信頼している美羽、というのを印象付ける演出だったのかも、という気もします。
宏樹はどれだけの時間いなくなっていた?
宏樹がいなくなったのは、平日の朝でした。宏樹と連絡が取れないと話している部下の様子もあったことから、平日であることがわかります。
また7時台、8時台、12時台に美羽が宏樹にLINEを送っている様子が映っています。
宏樹が帰ってきた時、時計の針が6時前くらいを指していて、宏樹が仕事行くね、と言っていることから、宏樹は丸一日、24時間くらいを栞と二人で不在にしていたことがわかります。
完全托卵状態になった栞
宏樹が栞を置いて出ていくように美羽に言ったことで、完全に托卵状態になっています。
カッコウは、他の鳥の巣に自分の卵を置いて、他の鳥に育てさせますので、宏樹が栞を自分一人で育てることで、本当の意味で托卵になったのだなと感じました。
『わたしの宝物』第7話 あらすじは?
ここからは、『わたしの宝物』第7話のあらすじについて見ていきましょう。
神崎宏樹(田中圭)から家を追い出され、行き場をなくしてしまった神崎美羽(松本若菜)。
一方宏樹は、ベビーシッターに栞を預け、冬月稜(深澤辰哉)と仕事の打ち合わせを行っていた。美羽の夫が宏樹であることを知っている冬月が、複雑な思いで仕事の話を進めている中、宏樹はベビーシッターから栞が熱を出したことを知らされる。
打ち合わせを切り上げ、宏樹は家に戻ろうとするが、なかなかタクシーが拾えない。そんな中、先にタクシーを捕まえていた冬月の厚意で同乗することになった。複雑な心境の冬月と、純粋に冬月の優しさを感じる宏樹。水木莉紗(さとうほなみ)は、亡くなった下原健太 (持田将史)の弟・隼人(西垣匠)に、背中を押され、冬月に仕事を辞めたいと伝える。そして莉紗は、「冬月に話さなきゃいけないことがある」と、アフリカで起きた出来事について打ち明け始める。
その頃、入院中の母・夏野かずみ(多岐川裕美)の一時外出の許可がおり、美羽はかずみと共に、美羽が中学生の頃によく通った給水塔の見える公園へ向かっていた。美羽が毎日楽しそうにしていた場所だから…と懐かしむかずみから、「最後に笑顔が見たかった」と優しく語りかけられて…。
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『わたしの宝物』第7話の展開予想!親権はどうなる?
『わたしの宝物』第7話では、どのような展開になるのでしょうか?
筆者は、宏樹が栞の親権を取ることを諦めると予想します。理由は、宏樹が予告編の中で「栞のことも美羽のことも傷つけてしまう」と言っていることです。
栞が熱を出した時に、すぐに駆けつけてあげられなかったことから、この先一人で育てていけるのかを考えたときに、栞のことを思えば、自分が育てるよりも美羽に育ててもらったほうが良いと考えたのではないかと思います。
ただ、「美羽、離婚しよう」とは言っていますが、本当に離婚にまで至るかは、まだわからないですし、予想を超える展開が多いドラマなので、離婚せずに3人で暮らしていくという展開もありうると考えています。
第7話がどうなっていくのか、ますます楽しみですね!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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