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『インサイドヘッド2』あらすじは?ラストはどうなる?ネタバレあり

ディズニー&ピクサーの大人気映画『インサイド・ヘッド』の続編、『インサイド・ヘッド2』が、8月1日(木)に公開になりますね!

『インサイド・ヘッド』といえば、第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を獲得し、世界興行収入が8.588億ドルとなったくらい注目された映画です。

『インサイド・ヘッド2』は、アメリカでは6月14日に公開されており、アニメーション映画で史上最速となる公開から19日で、興行収入が10億ドルを突破しました。すでに前作の興行収入を上回っていますね!

日本での公開は8月1日の木曜日で、通常映画は金曜日に始まることが多いと思うのですが、これもなかなか珍しいですよね。

今回は、そんな『インサイド・ヘッド2』のあらすじやラストはどうなるのかについて、ネタバレを含みながら見ていこうと思います。

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  1. 『インサイド・ヘッド2』のあらすじは?
  2. 『インサイド・ヘッド』のあらすじ・ラストはどうなった?ネタバレあり!
    1. 『インサイド・ヘッド』は、主人公ライリーの頭の中の物語
    2. 『インサイド・ヘッド』では、ライリーと両親は、ミネソタからサンフランシスコへ引っ越しをする
    3. 『インサイド・ヘッド』では、司令塔の中には、ビビリ、イライラ、イカリだけになってしまう
    4. 『インサイド・ヘッド』で、司令塔の外へ飛ばされた、ヨロコビとカナシミはどうなった?
    5. 『インサイド・ヘッド』で、ヨロコビとカナシミは、ライリーの空想の友達であるピンク色のゾウ、ビンボンに出会う
    6. 『インサイド・ヘッド』では、ホッケーの島まで崩れてしまう
    7. 『インサイド・ヘッド』で、ライリーを起こすために、夢の制作スタジオへ行くヨロコビ・カナシミ・ビンボンの3人
    8. 『インサイド・ヘッド』で、司令部では、イカリ達がライリーを家出させようとしている
    9. 『インサイド・ヘッド』ではヨロコビとカナシミが司令部へ戻り、ライリーは家出をやめ、パパとママに正直に感情を伝えることができた
    10. 『インサイド・ヘッド』では、新しい島がたくさんでき、司令部の操作パネルも新しくなった
    11. 『インサイド・ヘッド』で伝えたかったことは?
  3. 『インサイド・ヘッド2』のネタバレ、ラストはどうなる?

『インサイド・ヘッド2』のあらすじは?

まずは、『インサイド・ヘッド2』のあらすじについて見ていきましょう。

どんな感情も、きっと宝物になる―ディズニー&ピクサーが贈る、あなたの中に広がる<感情たち>の世界。 少女ライリーを子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたち。ある日、高校入学という人生の転機を控えたライリーの中に、シンパイ率いる<大人の感情>たちが現れる。 「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」―シンパイたちの暴走により、追放されるヨロコビたち。巻き起こる“感情の嵐”の中で自分らしさを失っていくライリーを救うカギは、広大な世界の奥底に眠る“ある記憶”に隠されていた…。

ディズニー&ピクサー最新作『インサイドヘッド2』公式サイト https://www.disney.co.jp/movie/insidehead2

『インサイド・ヘッド』(2015)で出てきた、お馴染みのキャラクターである、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの5人に加えて、『インサイド・ヘッド2』では、シンパイ、ハズカシ、イイナー、ダリィの4人が登場します。

この映画の原題は、『INSIDE OUT』です。「裏返し」という意味の熟語ですので、登場するいろいろな感情が裏返しの意味を持っているところからきているのかなと思いますが、一語ずつ見れば、インサイドが外に出ている、つまり頭の中が見えているということなので、この映画の内容にちなんでいるのかなとも思います。

主人公のライリーは、『インサイド・ヘッド』の時には、11歳の少女で物語が終わる時に12歳になっていましたが、『インサイド・ヘッド2』では高校入学という人生の大きな転機を迎えるタイミングです。

アメリカの高校は4年制であるところが多く、日本でいう中学校3年生〜高校3年生にあたりますが、予告編ではライリーの誕生日を祝うシーンが出てきており、13という数字がケーキに載っていますので、ライリーは13歳になっており、前作から一年後のストーリーのようです。

高校入学で、ライリーの頭の中には、新たにシンパイ、ハズカシ、イイナー、ダリィの4人が加わることで、前作よりも複雑な感情が巻き起こるようですね!

『インサイド・ヘッド』のあらすじ・ラストはどうなった?ネタバレあり!

ここで前作『インサイド・ヘッド』のあらすじやラストを、ネタバレありで見ていきましょう!

『インサイド・ヘッド』は、主人公ライリーの頭の中の物語

『インサイド・ヘッド』は、ライリーが生まれたところからスタートします。

赤ちゃんが生まれた時に、一番最初に生まれる感情が、ヨロコビ。次にカナシミが生まれ、続いて、ビビリやイカリ、イライラが生まれます。

イカリとイライラは、日本語にすると近い感情なのかな?という気がするのですが、原作ではAngerとDisgustで、Angerは「怒り」Disgustは「嫌悪、うんざり」という意味です。

物語の舞台は、ライリーの頭の中。ヨロコビ、カナシミ、ビビリ、イカリ、イライラの5人は、ライリーの感情で、ライリーの頭の中の司令部にいて、ライリーの言葉や行動を操作パネルでボタンやレバーを使って操作しています。

ビビリはライリーの安全を守るのが得意です。例えば、ライリーが家の中を走り回り、コードの手前に来たところで、ビビリが飛び出してきて操作パネルを操作します。そーっと、引っかからないように、ライリーの足を上げコードを越えさせるビビり。

ムカムカはライリーが、心にとっても体にとっても嫌な目に遭わないようにしています。ライリーの父親がピーマンを食べさせようとすると、ムカムカが出てきて、「いや!」と手で跳ね除けさせます。

ピーマンを跳ね除けたライリーに「ちゃんと食べないとデザートは無しだぞ!」という父親。そこで出てきたのがイカリ。イカリは、とにかく曲がったことが大嫌い。ライリーを暴れさせます。

カナシミは、ヨロコビ曰く、何をしてるのかよくわかりません。「ただ、他に行くところもないだろうしね、お互い仲良くやっていきましょう」と、ヨロコビは感じています。

ライリーの頭の中には、思い出のボールがたくさんあります。感情によってボールの色は違い、ヨロコビは黄色、カナシミは青、ビビリは紫、イライラは緑、イカリは赤のボールです。

そして、それとは別の場所に大切に保管されているのが、特別な思い出のボール。この、特別な思い出は、ライリーにとって人生にとって重要な意味を持つ出来事で、それによってライリーの性格が作られており、それぞれの性格はヨロコビたちの居る司令部から繋がって、島になっています。

ライリーの性格の島は、ホッケーの島、おふざけの島、友情の島、正直の島、家族の島と、5つの島で作られています。この性格の島が、ライリーをライリーらしくしているのです。

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『インサイド・ヘッド』では、ライリーと両親は、ミネソタからサンフランシスコへ引っ越しをする

ヨロコビの思い出ボールで溢れ、両親と友達にも恵まれ、アイスホッケーの選手として活躍し、ヨロコビの思い出ボールばかりで順調な人生を歩んでいた11歳のライリー。

そんなライリーの人生は、パパの仕事の都合でミネソタからサンフランシスコへ引っ越したことで一変します。

引越し先の家にはネズミの死骸があったり、引っ越しのトラックがなかなか来ず荷物が届かないなど、イライラやカナシミが募るライリー。でも、ママから仕事が大変なパパをライリーとママの笑顔で元気にしてあげたいと言われて、それに笑顔で応えてしまいます。

初めて学校へ行ったライリーは、先生に促され、教室でクラスのみんなに自己紹介をします。ミネソタの思い出を思い出し、アイスホッケーについて楽しそうに話し出すライリー。でもその時、思い出のボールにカナシミが触れてしまったことで、黄色だったボールは青色に変化し、ライリーはミネソタで経験していたことは「もうできない、引っ越しちゃったから」と、話しながら涙を流してしまいます。

この経験が、青色のカナシミの特別な思い出となってしまいます。今まで、特別な思い出はヨロコビの黄色の思い出しかなかったので、ヨロコビは、その青い特別な思い出のボールが保管庫へ入るのを防ごうとします。

するとそれを阻止しようとしたカナシミや、そのほかの特別な思い出のボールと一緒に、司令塔の外側へ飛ばされてしまいます。

特別な思い出が保管庫になくなったことで、ライリーの性格の島は、灰色になり、全く動かなくなってしまいます。

『インサイド・ヘッド』では、司令塔の中には、ビビリ、イライラ、イカリだけになってしまう

司令塔の中は、ヨロコビとカナシミがいなくなり、ビビり、イライラ、イカリの3人になってしまいます。

学校から帰ってきたライリーは、パパとママと3人で食卓を囲んでいますが、終始沈んだ表情をしています。特別な思い出がなくなり、性格の島が灰色に固まってしまったライリーは自分らしさを失ってしまうのです。

ママはライリーの様子がおかしいことに気づき、パパへ目配せします。

ここで、パパやママの頭の中の司令塔が初めて写ります。ライリーだけではなく、他の人の頭の中も見えてとても面白いです。

ママは、目配せしてもすぐピンとこないパパの様子に苛立ち、「こんな人のために、メキシコ人パイロットと別れたの?」と司令塔の中の感情たちは、元カレを思い出しています。

学校の様子を聞き出そうとするパパに対し、反抗的な態度を取るライリー。するとパパもイカリで応じて、ライリーへ「部屋へ行っていなさい」と怒ってしまい、家族は険悪なムードになってしまいます。

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『インサイド・ヘッド』で、司令塔の外へ飛ばされた、ヨロコビとカナシミはどうなった?

一方、司令塔の外へ飛ばされたヨロコビとカナシミは性格の島も飛び越えて、行き着いたのは、感情のボールがたくさん保管された場所でした。

特別な思い出がなくなって性格の島が動かなくなり、自分らしさを失ってしまったライリー。そして、ヨロコビが司令塔にいないことに、カナシミは、ライリーがどうなってしまうのだろうと不安を覚えます。

ヨロコビとカナシミは、司令部へ戻ろうと模索します。

二人は、おふざけの島から司令塔へ続く細い道を、綱渡りのように進んでいきます。下は暗い谷底のようになっている思い出のゴミ捨て場です。落っこちたら、ライリーに忘れられてしまいます。

そのとき、おふざけの島が崩れそうになります。パパがライリーの部屋へ来て、二人がふざける時にいつもしていた、お猿さんの真似をライリーにさせようとしたからです。

ヨロコビとカナシミは走ってひき返し、なんとか思い出のゴミ捨て場に落ちずにすみましたが、おふざけの島は崩れ落ちてしまいました。

『インサイド・ヘッド』で、ヨロコビとカナシミは、ライリーの空想の友達であるピンク色のゾウ、ビンボンに出会う

おふざけの島から司令部へ戻ることはできなくなったので、ヨロコビとカナシミは、思い出の保管場所を巡りながら、友情の島への道を急ぎます。

ですが、ライリーがミネソタの友達とテレビ電話でケンカしてしまったことで、友情の島も崩れ落ちてしまいます。

次の島へ向かうため、思い出の保管場所を急ぐヨロコビとカナシミは、ライリーが小さい頃に作った空想の友達、ピンクのゾウのビンボンに出会います。

ビンボンは司令部へ戻るには、歩くのではなく、イマジネーションランドにある駅から「考えの列車」に乗るべきだといいます。

そして、イマジネーションランドへの近道だと言って、入ってはいけない場所へヨロコビとカナシミを誘います。そこは、感情や思い出がアートにされる場所。

3人はどんどん潰されて、アートになりそうになりましたが、なんとか抜け出しイマジネーションランドへたどり着きます。3人は急ぎますが、考えの列車には間に合いませんでした。

ビンボンは、他の駅へ行こうとヨロコビとカナシミを誘います。そして3人はイマジネーションランドの中を進んでいきます。

イマジネーションランドでは、フライドポテトの森やトロフィーの街、雲の街など、ライリーの空想の世界が広がっています。ビンボンがライリーを月へ連れて行くと約束したロケットも、イマジネーションの中にビンボンが隠してありました。

ビンボンも見たことのなかった、空想のボーイフレンドも作られていました。

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『インサイド・ヘッド』では、ホッケーの島まで崩れてしまう

その頃、ライリーはママに連れられて、サンフランシスコのアイスホッケーチームの入団テストを受けていました。「頑張れ」というママに対して、司令部の中では、イライラたちが、「頑張ったら、ホッケーの島が崩れてしまう」と心配しています。

ビビリが、大切な思い出の保管庫にホッケーの思い出のボールを入れて、なんとかホッケーの島を保とうとしますが、それでは島を保つことができず、ついにホッケーの島まで壊れてしまいました。ライリーはホッケーの入団テストを途中で投げ出してしまいます。

一方、イマジネーションランドを歩く、ヨロコビ、カナシミ、ビンボンの3人。

クラッカーのお城や夢見るプリンセスの世界など、ライリーが小さい頃にした空想は壊されてしまっていて、ビンボンは不思議に感じています。

そして、なんとビンボンのロケットまで、思い出のゴミ捨て場に捨てられてしまったのです。

悲しむビンボンを、ヨロコビがなんとか元気づけようとしますが、うまくいきません。すると、カナシミがビンボンに寄り添い、ビンボンの悲しい気持ちを代弁します。すると、ビンボンは涙を流しますが、立ち直りまた歩き始めます。

ヨロコビが何をしたのかカナシミに聞くと、カナシミは「わからない。悲しんでいたから話を聞いてあげた」と伝えます。

次の駅に辿り着いた3人。ついに考えの列車に乗ることができます。でも途中でライリーが眠ってしまったことで、考えの列車は止まってしまいます。

『インサイド・ヘッド』で、ライリーを起こすために、夢の制作スタジオへ行くヨロコビ・カナシミ・ビンボンの3人

司令部へ一刻も早く戻りたい3人は、朝まで待っていられないと、ライリーを起こすために夢が作られている場所である、夢の制作スタジオへ向かいます。夢は、映画のような形で作られています。

怖い夢を見たらライリーは起きることがあるとつぶやくカナシミに、ただでさえ大変な思いをしているライリーにそんなことはできないと、幸せな夢を見せようと言うヨロコビ。

ライリーは、クラスで自己紹介したときの夢を見ていました。自己紹介していると、歯がボロボロとれてきたり、ズボンを履くのを忘れていることを指摘されたりします。

その途中で、ヨロコビとカナシミが犬の被り物を被って入ってきました。夢の中では、犬が大暴れし、ビンボンも入ってきて夢はカオス状態になってしまいます。ヨロコビはライリーを怖がらせたくないのにと焦りますが、カナシミがライリーが起きそうになっていることを伝えると、「ほんとだ、、」とつぶやきます。

夢の制作スタジオのスタッフは、ライリーを起こそうとしていると気づき、3人を止めようとします。そして、ビンボンがスタッフ達に連れ去られてしまいました。

ヨロコビは、ビンボンに特別な夢のボールが入ったバッグを預けていました。ヨロコビとカナシミは焦ってビンボンを追いかけます。ビンボンは、ライリーの怖いものが集められた潜在意識の中に閉じ込められてしまいます。

ビンボンを追いかけて、ヨロコビとカナシミも潜在意識の中に入っていくと、巨大なピーマンや地下室への階段、おばあちゃんの掃除機など、ライリーが怖いと思っているものがたくさんあります。そしてビンボンを見つけましたが、ビンボンは巨大なピエロのジャングルズのお腹の上にいました。

ジャングルズは、誕生日の子を怖がらせるピエロです。ヨロコビとカナシミは、ジャングルズを使ってライリーを怖がらせて起こそうと、ジャングルズを夢の制作スタジオへ導いていきます。

ヨロコビたちの思惑通りライリーは起き、考えの列車は再び動き出して、ヨロコビたちは司令部へ向かっています。

『インサイド・ヘッド』で、司令部では、イカリ達がライリーを家出させようとしている

その頃、司令部では、イカリ、イライラ、ビビリの3人が、ライリーがこんな状態になってしまったのはサンフランシスコに来たからだと、ミネソタへ戻るように家出させようとします。

ライリーは、ミネソタへのバスのチケットを調べ、購入に母親のクレジットカードをこっそり盗んで使ってしまいます。すると、正直の島まで崩れてしまい、ヨロコビたちの乗った考えの列車は線路がなくなったことで壊れてしまいました。

ヨロコビが、なんとか司令部へ戻ろうとあたりを見回すと、思い出のボールを司令部へ飛ばすための巨大な管を見つけました。その中に入って司令部へ戻ろうとするヨロコビ。着いていこうとしたカナシミが、特別な思い出のボールに触れて、ボールの色が黄色から青に変わりそうになったことに怒って、カナシミを突き飛ばして自分だけが戻ろうとしてしまいます。

その時、その管が崩れ、ヨロコビは思い出のゴミ捨て場に落ちてしまいました。大きな地震が起き、ビンボンも同じ場所に落ちてしまいます。

ヨロコビは泣きながら特別な思い出のボールを取り出して眺めます。すると、黄色に光る特別な思い出の感情が、ホッケーの試合で負けた時に悲しんでいるライリーを元気づけようとパパとママと友達が来てくれたもので、最初の感情は、ヨロコビではなくカナシミであったことに気づきます。ライリーには、カナシミも必要な感情なのだと気づくヨロコビ。

ヨロコビは、ビンボンと一緒にロケットを見つけ出し、歌を歌ってロケットを飛ばそうとします。なかなか崖の上に上がることができず、ビンボンはだんだんと体が消え始めます。

次にロケットを飛ばそうとする時、ビンボンは、「もっと大きな声で歌い続けるんだ!」とヨロコビに告げ、後ろに乗っていた自分は、自らロケットを降ります。ビンボンが降りたことに気づかず、歌い続け崖の上に辿り着いたヨロコビ。

大喜びで後ろを振り返ると、ビンボンの姿がありません。ビンボンは崖の下で大喜びし、そのまま消えてしまいました。

『インサイド・ヘッド』ではヨロコビとカナシミが司令部へ戻り、ライリーは家出をやめ、パパとママに正直に感情を伝えることができた

悲しみに暮れるヨロコビですが、ライリーを幸せにするというビンボンとの約束を守るため、カナシミを探します。すると、道にある思い出のボールの保管棚の一番下の段だけが青くなっていることに気づき、カナシミが触りながら移動していることに気づきます。その道を辿って行くとカナシミを見つけますが、カナシミは「私なんかいない方がいいんだ」と泣きながら逃げてしまいます。

カナシミを追いかけて、再びイマジネーションランドへ辿り着いたヨロコビ。カナシミは、雲に乗って逃げていきます。

ヨロコビは、空想の彼氏を大量生産して縦に並べ、棒高跳びのような要領で、司令部へ向かいます。途中、雲に乗ったカナシミも掴み、司令部へようやく辿り着いたヨロコビとカナシミ。

司令部では、イカリ達が思い直し、ライリーに家出をやめさせようとしていますが、うまくいきません。ヨロコビが戻ってきたことで、なんとかしてとお願いしますが、ヨロコビは、カナシミに、「あなたがやって。あなたが必要なの」と伝えます。

カナシミは、ライリーに家出をやめさせることに成功し、ライリーは、家に戻り、引っ越したことで悲しんでいる自分の気持ちを、パパとママに正直に伝えることができました。

パパとママに抱きしめられたライリー。すると、黄色と青に混ざって光る、特別な思い出のボールが出来上がり、そこから繋がって、新しい家族の島ができました。

『インサイド・ヘッド』では、新しい島がたくさんでき、司令部の操作パネルも新しくなった

家出事件から時間が経ち、ライリーは12歳になっています。

司令部からつながるライリーの性格の島は、友情の島が大きくなってケンカするほど仲が良いのエリアができたり、先輩に片思いの島や、ファッションの島、イケメンバンドの島もできています。

操作パネルも新しくなって、親が嫌がるような言葉づかいがたくさんできるようになっています。

新しい操作パネルには「思春期」と書かれたランプがあり、これが『インサイド・ヘッド2』では、警報音とともに赤く光り出すのですが、それへの伏線となっています。

『インサイド・ヘッド』は、「ライリーは12歳。これからも楽しみだね』というヨロコビの声で締めくくられています。

エンドロールでは、出演した人たちの頭の中が見え、ライリーの学校の先生が、ライリーのママが付き合っていたメキシコ人パイロットと付き合っている設定だったのが面白かったです。(まさかの繋がりなので、ロマンス詐欺か?と少し感じました)

『インサイド・ヘッド』で伝えたかったことは?

『インサイド・ヘッド』では、ヨロコビが、映画のスタート時には「カナシミはなんでいるのかわからない」と言っていましたが、カナシミがいることで、ライリーの幸せへつながることもあるのだというのが一番伝えたいことだと感じました。

カナシミなんて、必要ない感情のように感じますが、全ての感情は尊いものです。

「逃げられないのよ。感情がなくなることなんてないの」という、イライラの台詞も、この映画の伝えたいことを表していると思います。

また、特別な思い出で、性格の島ができ、それがライリーのライリーらしさを作り出しているというのも、とても感銘を受ける設定でした。

『インサイド・ヘッド2』のネタバレ、ラストはどうなる?

『インサイド・ヘッド2』のあらすじは冒頭に書きましたが、ここからは現在まででわかっているネタバレやラストはどうなるのかについて書いていきたいと思います。

(編集中 更新をお待ちください)

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