日本テレビのドラマ『ホットスポット』が話題になっています。
このドラマは、大ヒットしたドラマ『ブラッシュアップライフ』と同じく、バカリズムさんが脚本を務めており、日常でよくあるような会話のやり取りが面白いと話題です。
また、ドラマ『ホットスポット』は宇宙人をテーマにしていて、「SF史上かつてない小スペクタクルで贈る、地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー」と銘打っています。
そんなドラマ『ホットスポット』の中で、「貯金会」という、聞いたことのない言葉が出てきたので、今回はそれについて書いていきたいと思います。
ドラマ『ホットスポット』の舞台は、架空の町である、「山梨県富士浅田市」
ドラマ『ホットスポット』の舞台は、架空の町である、「山梨県富士浅田市」です。
山梨県には「富士吉田市」という市がありますが、ドラマ『ホットスポット』のロケは、富士吉田市でも行われており、この市をモデルにしたのが富士浅田市なのではないかと考えられます。
ドラマの中でよく出てくる商店街には、「あさだ」と書かれてたり、小学校には、「富士浅田市立」と書かれているなど、細かいところによく出てきます。
ドラマ『ホットスポット』で出てきた「貯金会」とは?
「貯金会のお金って今いくら貯まってるんだっけ?」
これは、ドラマ『ホットスポット』の第一話で、主人公の遠藤清美(市川実日子)が、幼馴染の日比野美波(平岩紙)と中村葉月(鈴木杏)と集まってご飯を食べているときに、言ったセリフです。
これに対して、中村葉月(鈴木杏)が、携帯を確認しながら、「えっとね、、、2万7千円ちょっとですね」と答えています。
また、ドラマ『ホットスポット』の第二話では、シングルマザーである清美が、一人娘の若葉(住田萌乃)と会話しているときに、「みなぷーとはっちとランチしてくる」と伝えると、若葉が「ああ、貯金会ね」と言っています。
調べてみたところ、「貯金会」とは、「無尽」とも呼ばれる、山梨県発祥の文化のようです。
山梨県には、古くから「無尽」という名前の、冠婚葬祭やまとまったお金が必要な時に助け合うコミュニティが存在しているそうです。月1回ペースで「無尽会」と呼ばれる食事会で集まります。
その無尽会は貯金会とも呼ばれ、食事代とは別に、会計係が積立金を集め、貯金していくのです。
そして、誰かがお金を必要とした時に話し合って崩したり、年末や年度末の旅行費に充てたりするのです。
ドラマ『ホットスポット』で宇宙人を演じているのは、東京03の角田さん
ところで、ドラマ『ホットスポット』の中では、東京03の角田さんが宇宙人を演じています。
主人公の遠藤清美(市川実日子)の働くホテルの同僚の高橋(角田)が、清美に宇宙人であることを伝えるシーンは、個人的に、ドラマ『ブラッシュアップライフ』の最終回で出てきた浅野忠信さんが、「実は私、タイムリーパーなんです」というシーンを彷彿とさせられました。
角田さんが演じる宇宙人の特徴として、第二話までで出ている特徴は、以下の通りです。
・父親が宇宙人で母親が地球人の、ハーフである
・宇宙人の骨格は、地球人と比べると、背中が丸くて胸郭が微妙に下がっている
・冷たいものを食べると、キーンとなる
・人間にもともとある能力を引き上げるだけなので、超能力のようなことはできない
・能力を使うと副作用が出る(ちょっとしたやつは皮膚の痒み、耳が飛行機に乗った感じになるなど。命を救うなど重大なことをすると熱が出るなど)
・ホテルの温泉に入ると、能力を使った副作用が改善する
ドラマ『ホットスポット』には、バカリズムのドラマでは常連の夏帆も登場する
ドラマ『ホットスポット』には、女優の夏帆さんも出演します。
夏帆さんは、バカリズムさんの脚本のドラマでは常連で、バカリズムさん脚本のドラマに出演するのは、今回で5本目とのことです。
ドラマ『ホットスポット』の紹介をする特別番組では、バカリズムさんのことを「升野さん」と呼んでいて(バカリズムの本名:升野 英知(ますの ひでとも))、関係の深さが伺えました。
夏帆さんの役は、主人公の清美と宇宙人の高橋が働くホテルの同僚である磯村由美です。
由美は、第二話で、高橋のことをもしかしたら宇宙人なんじゃないかと言っており、勘が鋭い一面を見せています。
まとめ
ドラマ『ホットスポット』で出てきた、「貯金会」について、書いていきました。
貯金会は、無尽とも呼ばれる山梨県発祥の文化であり、食事会を開いて、その食事代とは別にお金を積み立てていき、誰かがお金を必要としたときや、みんなで行く旅行などにその積立金を使うということがわかりました。
ドラマ『ホットスポット』では、今後も、山梨県独自の文化が出てくるかもしれませんね!
これからも毎週楽しみにみていきたいと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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