映画『室井慎次 敗れざる者』が２０２４年１０月１１日に公開になります！
この映画は、２０２４年１１月１５日に公開される『室井慎次 生き続ける者』と合わせて二部構成となっています。
言わずと知れた大ヒットシリーズ『踊る大捜査線』の主要人物だった室井慎次。
その室井慎次にフォーカスされた映画で、踊る大捜査線のファンからすると、久しぶりの踊るシリーズに胸躍りますね！
今回は、映画『室井慎次 敗れざる者』のあらすじや結末はどうなるかについて、ネタバレありで見ていきたいと思います。
映画『室井慎次 敗れざる者』のあらすじは？
まずは、映画『室井慎次 敗れざる者』のあらすじについて見ていきましょう。
「あの男との約束を果たせなかったーー 。」 現場の捜査員のために粉骨し、警察の組織改革に挑むなど、波乱に満ちた警察人生を歩んできた室井慎次。27年前の“青島との約束”を果たせなかったことを悔やみ、警察を辞めて故郷・秋田に帰る。そこには、かつての想いで、少年たちと一緒に穏やかに暮らす室井の姿がーー 。
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そんな中、室井の前に突如現れた謎の少女。彼女の来訪とともに、他殺と思われる死体が発見される。
そして明かされる、少女の名前は…日向杏。シリーズ最悪の犯人と言われた猟奇殺人犯・日向真奈美（小泉今日子）の娘だという、衝撃の事実が判明する。
「とんでもない死体を見つけましたね、室井さんーー 。」
東北の山奥には似つかわしくない、おびただしい数の警察官、ヘリや警察車両ーー 。
「最悪」は何故室井慎次を狙うのか。
穏やかな暮らしを求めた室井のまわりに、再び、事件の影が迫りくるーー 。
これまでの『踊る大捜査線』の経緯
ここで、これまでの『踊る大捜査線』の経緯を見ていきましょう！
ドラマ『踊る大捜査線』
ドラマ『踊る大捜査線』は、１９９７年１月７日から３月１８日までフジテレビ系列で放送された大ヒット警察ドラマです。
題名の『踊る大捜査線』は米国の映画『夜の大捜査線』と『踊る大紐育（大ニューヨーク）』に由来しています。
主人公の青島俊作（織田裕二）が自己紹介をするときは、「都知事と同じ青島です」というセリフがおなじみで、当時は東京都知事は元芸能人である故青島幸男さんでした。
湾岸警察署の巡査部長である青島（織田裕二）が、大ベテラン刑事の和久平八郎（いかりや長介）や先輩刑事の恩田すみれ（深津絵里）、後輩刑事の真下正義（ユースケ・サンタマリア）らと事件解決に奮闘する姿が描かれました。また警視庁、警察庁のキャリアである室井慎次（柳葉敏郎）と反発し合いながらも信頼関係を築いていく様子には、感銘を受けました。
それまでの警察ドラマとは一線を画し、刑事のカッコ良いところではなく、本店（警視庁、警察庁）と支店（所轄署）との駆け引きや、署内政治など、警察組織の現実が描かれました。
「事件は会議室で起きてるんじゃない！現場で起きてるんだ！」という青島のセリフは、あまりにも有名ですよね。
２７年前の”青島との約束”とは何なのか？
２７年前の青島（織田裕二）との約束とは何なのか。
それは、室井（柳葉敏郎）が上へ行って、警察組織を変えてくれというものでした。所轄が所轄の正しいと思うことをできるようにしてほしいから、そのために偉くなってくれというのが、青島刑事の願いでした。
しかしそれを果たせなかったと考えている室井慎次。なんだか切ないですね。
映画『室井慎次 敗れざる者』のネタバレは？
ここからは、映画『室井慎次 敗れざる者』のネタバレありのあらすじや結末をいていきましょう。
犯罪被害者や加害者の子供の里親として過ごしている室井
室井（柳葉敏郎）は、犯罪被害者や犯罪加害者の家族を助けたいという思いから、子供の里親となって過ごしています。現在は、２人の少年の里親として暮らしている室井。少年たちは、タカ（齋藤潤）とリク（前山くうが・こうが）という名前です。
室井は警察をやめ、出身地である山形県へ戻り少年二人と暮らしています。
そこへ、踊るシリーズ最悪の犯人と言われた猟奇殺人犯・日向真奈美（小泉今日子）の娘である日向杏（福本莉子）がやってきて、一緒に暮らし始めるのです。
タカは、杏のことを怖いと室井に打ち明けます。予告編では、杏が手術用のメスを隠し持っているのを室井が発見するところが描かれています。
映画『室井慎次 敗れざる者』の結末はどうなる？
映画『室井慎次 敗れざる者』の結末はどうなるのでしょうか？
これは予想ですが、予告編の中で、室井がタカとリクの肩を抱きながら３人で呆然と立ち尽くしているシーンがあります。このシーンが、どうも３人が住んでいた家が燃えているようなのです。
炎は映っていないのではっきりとは分かりませんが、筆者は３人が住んでいた家が燃えるところで今回の『室井慎次 敗れざる者』は終わり、『室井慎次 生き続ける者』へ続いていくのではないかと予想しました！
（公開後追記）映画『室井慎次 敗れざる者』の結末までネタバレ！
映画が公開され、判明したネタバレについて書いていきます。
室井の家の前にある湖の近くで、死後二週間の遺体が発見されます。それは、２０年前の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ！』で容疑者として捕まった瀬川という男でした。
そして、死体と一緒に洋梨も発見されます。洋梨といえば、『レインボーブリッジを封鎖せよ！』で、犯人たちが「用無し」になったという意味を込めて、殺害現場に残していたものでした。
２０年前の事件の犯人が室井の家の前で死体で発見されるなんて、この事件は、室井に対する復讐なのか、とにかく室井が無関係ではないということがわかりますね。
また、映画では杏がリクやタカに嘘を吹き込み、室井との絆を壊そうとする姿も描かれます。果たして、杏の目的は何なのか。それは、次の映画『室井慎次 生き続ける者』でわかるようです。
今作では、タカが自分の母親を殺した犯人に刑務所へ会いにいく様子も描かれています。
ラストは、やはり映画公開前に予想した通り、火事のシーンでした。火事になっていたのは室井の自宅ではなく隣接している小屋で、室井は火を消そうと試みましたが叶わず、あの室井の象徴でもある黒いコートが燃えてしまいました。
このコートは、フジテレビの『めざまし８』で紹介されていましたが、完全受注生産で、レプリカが１１万円で発売されるそうです！
踊る大捜査線ファンにはたまらない逸品ですよね。
また、リクの父親（加藤浩次）が出所するシーンも描かれており、『室井慎次 生き続ける者』では、父親はリクと室井に会いに行くとする様子も描かれるようです。
まとめ
映画『室井慎次 敗れざる者』のあらすじや結末がどうなるのかについての予想を書いていきました。
・映画『室井慎次 敗れざる者』では、室井（柳葉敏郎）は、犯罪被害者や加害者の子供たちの里親となって、山形県に住んでいる。
・室井（柳葉敏郎）は警視庁を退職し、無職になっている
・犯罪被害者・加害者の子供２人と一緒に３人で暮らしているところへ、踊るシリーズ最悪の犯人と言われた猟奇殺人犯・日向真奈美（小泉今日子）の娘である日向杏（福本莉子）がやってくる
・予告編で、室井が一緒に暮らしているタカとリクの肩を抱いて家のまえで呆然と立ち尽くしている様子から、家が火事になるのではないかと予想。そして、そこで今回の映画『室井慎次 敗れざる者』は終了し、『室井慎次 生き続ける者』へ続くのではないかと予想。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました！
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