映画『あの人が消えた』が9月20日に公開になりました。
「ネタバレ厳禁」と言われているこの映画ですが、早速ネタバレありであらすじやラストまで書いていこうと思います。
ネタバレNGの方は、ここでそっと閉じていただけますと幸いです。
映画『あの人が消えた』のあらすじは?
ではまず、映画『あの人が消えた』のあらすじを見ていきましょう。
「次々と人が消える」と噂されるいわくつきのマンションの担当になった配達員・丸子(高橋文哉)。日々マンションに出入りして荷物を届ける彼は、その住人のひとり・小宮(北香耶)は自身が愛読しているWEB小説の作者ではないか? と察して、密かに憧れを抱いていく。しかしその一方で、挙動不審な住人の島崎(染谷将太)に小宮のストーカー疑惑が持ち上がり、丸子は運送会社の先輩で小説家志望の荒川(田中圭)の協力を仰ぎ、他の住人たちに聞き込みを開始。引っ越し先を探しているという沼田(袴田吉彦)や、詮索好きのおしゃべりな女性・長谷部(坂井真紀)から「島崎の部屋に血だらけの女がいた」「血痕が付いた服を着た姿を見た」というとんでもない目撃情報を聞き、彼を危険人物と断定する丸子。小宮を守りたい一心で部屋に単身侵入を試みるが、運悪く帰宅した島崎と鉢合わせてしまう!時を同じくして、世間を揺るがす大事件を追っていた警視庁がマンションに接近! ?一触即発の緊張感が流れ始めるなか、事態は思わぬ方向へと突き進んでいく──。
映画『あの人が消えた』公式サイト https://ano-hito.com/
映画『あの人が消えた』のネタバレありのあらすじをラストまで解説
ここからは、完全にネタバレありで、あらすじをラストまで見ていきましょう。
主人公の配達員・丸子(高橋文哉)は、担当になったマンション「クレマチス多摩」に自分が愛読しているWEB小説の作者と思われる女性「小宮千尋」がいたことで、彼女へ近づこうと試みる。小宮は205号室の住人。
その中で、挙動不審な302号室の住人、島崎(染谷将太)が小宮のストーカーなのではないかと思い始めた丸子。
引っ越し先を探しているという303号室の住人の沼田(袴田吉彦)や、お喋りな301号室の住人の長谷部(坂井真紀)から、「島崎の部屋に血だらけの女性がいた」「血痕がついた服を着た姿を見た」と聞いたことで、不信感を募らせていきます。
そして、小宮の部屋に入っていく島崎を追いかけて、部屋に踏み込んでしまう丸子。
丸子が突入前に電話で相談していた配達員の先輩の荒川(田中圭)も含め、四人で話をします。
すると、小宮が、自分と沼田は、公安の先入捜査官だと話し始めるのです。
小宮は実は須藤という名前で、島崎は別府という名前。島崎が血まみれの服を着ていたのは実は小宮にプロテインをかけられたから、などのことを話す小宮。
しかし、小宮の話に出てくる名前をつなげると「すべてうそ」となることに気がついた丸子は、テープを落としたふりをして、テーブルの下を覗くと、島崎が小宮にナイフを突きつけていることに気づきます。
公安の潜入捜査官という話は、島崎に脅されて小宮が作り出した話だったのです。
荒川も同じタイミングで小宮からのメッセージに気づき、荒川は島崎を取り押さえます。
その後警察が到着し、島崎は連続殺人犯だったことが明かされます。映画の冒頭で何者かから逃げている女性が出てくるのですが、それが島崎に殺された人物だったことがわかります。
また、マンションの住人が次々にいなくなっているのですが、その人たちは、島崎が危険だから逃げるようにという内容の手紙を、丸子が渡して逃げていたことがわかりました。
では、「連続殺人犯」とは、どういう意味なのか?
ここで、実は丸子が島崎にすでに殺されていたことが明かされます。
小宮の部屋に入る島崎を追いかけて、丸子が踏み込んだ後、丸子はすでに島崎によって殺されていたのです。
そして、4人で話しているシーンからは、すでに丸子は他の人には見えておらず、霊になっている状態だったのです。
映画『あの人が消えた』のあの人とは、なんと主人公丸子のことだったのです。
映画『あの人が消えた』まとめ
映画『あの人が消えた』のあらすじをラストまでネタバレありで見ていきました。
・映画『あの人が消えた』では、主人公の丸子が自分が好きなWEB小説家の小宮千尋と出会い、彼女のストーカーのように見える島崎を疑い始める。
・映画『あの人が消えた』では、小宮が、実は小宮と島崎は公安の潜入捜査員だと語るが、それは「全てうそ」だった。
・映画『あの人が消えた』では、主人公丸子が、映画の途中で殺されていたことが、映画のラストに判明する。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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