９月２７日公開の映画『Cloud クラウド』が話題になっています。
菅田将暉さんが主演するこの映画は、第９７回米国アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表作品となっており、ヴェネチア国際映画祭にも出品されるなど、海外の映画賞に多数出品されています。
今回は、そんな映画『Cloud クラウド』のあらすじについて、ネタバレありで見ていきたいと思います。
映画『Cloud クラウド』のあらすじは？
まずは、映画『Cloud クラウド』のあらすじについて見ていきましょう。
世間から忌み嫌われる“転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井。彼が知らず知らずのうちにバラまいた憎悪の粒はネット社会の闇を吸って成長し、どす黒い“集団狂気”へとエスカレートしてゆく。誹謗中傷、フェイクニュース――悪意のスパイラルによって拡がった憎悪は、実体をもった不特定多数の集団へと姿を変え、暴走をはじめる。やがて彼らがはじめた“狩りゲーム”の標的となった吉井の「日常」は、急速に破壊されていく……。
映画『Cloud クラウド』公式サイト
映画『Cloud クラウド』のネタバレありのあらすじは？ラストはどうなる？
主人公の吉井良介（菅田将暉）は、町工場に勤めながら、転売ヤーとして日銭を稼いでいます。
「ラーテル」というハンドルネームを使って活動している吉井は、転売の仕事を高専の先輩・村岡（窪田正孝）から教わりました。
村岡（窪田正孝）からは、でかい儲け話が来ることもありましたが、それには耳を傾けずに、真面目にコツコツと、医療機器やバッグ、フィギュアなどの転売を重ねていく吉井。
ある日、吉井は勤務先の社長・滝本（荒川良々）から昇進の打診を受けるが、もう十分働いたと固辞し、そのまま仕事を辞めてしまいます。
郊外の湖畔に事務所兼自宅を借りた吉井は、恋人・秋子（古川琴音）との新生活を始めます。
地元の若者・佐野（奥平大兼）を雇った吉井。転売業が軌道に乗ってきた頃に、吉井の周りで不審な出来事が起き始めます。
インターネット上では、「ラーテル死ね」という書き込みが溢れかえり、狩りゲームの標的になった吉井はどうなっていくのでしょうか？
吉井は、偽ブランドバッグを売るのですが、それを買った三宅（岡山天音）がバッグを横流しすると偽物だとばれ、ボコボコにされてしまいます。
三宅は、ネットでラーテルへの復讐計画を見つけ、それに加担します。その復讐計画には、吉井が以前転売商品を購入した殿山や、吉井の元勤務先の社長・滝本（荒川良々）や、吉井に転売の仕事を教えた村岡（窪田正孝）も加担しているのでした。
吉井は、復讐計画に加担した人たちに追われて森の中へと逃げ込みますが、囚われてしまいます。
吉井が目を覚ますと、廃工場のような場所にいました。これから滝本たちは、吉井を痛めつけてその様子をライブ配信すると言います。
しかし、その時、入口にいた復讐メンバーの一人が、佐野（奥平大兼）に撃たれます。佐野は、反社会的勢力と繋がりがあるような、元暗殺者で、銃を入手して、吉井を助けに来たのです。
佐野に銃を渡された吉井は、復讐計画のメンバーたちと銃撃戦になります。
吉井は殿山を撃ち殺し、逃げようとした三宅を滝本が殺します。吉井と佐野は、滝本や村岡も殺します。
銃撃戦のあと、吉井は携帯で、出品していたフィギュアが売れたことを喜びます。
すると、秋子（古川琴音）が吉井に銃を向けて、クレジットカードを渡すように要求しますが、佐野に撃ち殺されてしまいます。吉井は涙を流します。
佐野の運転する車で、佐野は吉井に、商売のことだけ考えてくれればいいから、と言います。すると、吉井は地獄だと呟き、映画は幕を閉じます。
映画『Cloud クラウド』まとめ
映画『Cloud』のあらすじについて、ネタバレありで見ていきました。
・映画『Cloud クラウド』では、菅田将暉演じる主人公の吉井は、「ラーテル」というハンドルネームで転売ヤーとして活動している。
・吉井（菅田将暉）は、高専の先輩の村岡（窪田正孝）から転売について勉強した。
・吉井（菅田将暉）は勤務先の社長から昇進の話を受けるが、それを蹴って、会社を辞める。
・郊外の湖畔に自宅兼事務所を借り、恋人と新生活を始める。
・地元の若者・佐野（奥平大兼）を雇い、転売業が軌道に乗り始めた頃から、吉井（菅田将暉）の周りで不審な出来事が起き始める。
・佐野（奥平大兼）は反社会的勢力と繋がりがあり、映画の最後は銃撃戦となる。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました！
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