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映画『ラストマイル』犯人は?結末まで詳細に、完全ネタバレ!

映画『ラストマイル』が8月23日に公開されました。

この映画は、TBSドラマ『アンナチュラル』『MIU404』と同じ脚本家、スタッフで作られており、それぞれの出演者が、同じ役で出演していることでも話題になっています。

今回は、映画『ラストマイル』について、犯人は誰なのか、結末はどうなるのかまで、完全にネタバレを含んだ形で考察していきます。

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映画『ラストマイル』のあらすじは?

まずは、映画『ラストマイル』のあらすじについて見ていきましょう。

ブラックフライデー前夜、

届いた荷物は爆弾だった――

日本中を震撼させる4日間。

11 月、流通業界最大のイベントのひとつ“ブラックフライデー”の前夜、世界規模のショッピングサイトから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。

やがてそれは日本中を恐怖に陥れる謎の連続爆破事件へと発展していく――。

巨大物流倉庫のセンター長に着任したばかりの舟渡エレナ(満島ひかり)は、チームマネージャーの梨本孔(岡田将生)と共に、未曾有の事態の収拾にあたる。

誰が、何のために爆弾を仕掛けたのか?

残りの爆弾は幾つで、今どこにあるのか?

決して止めることのできない現代社会の生命線 ―

世界に張り巡らされたこの血管を止めずに、いかにして、連続爆破を止めることができるのか?

すべての謎が解き明かされるとき、この世界の隠された姿が浮かび上がる。

映画『ラストマイル』公式サイト https://last-mile-movie.jp/ より

映画『ラストマイル」犯人は?結末はどうなる?完全ネタバレ!

ここからは、完全にネタバレありで、結末まで詳しく解説していきます。

まだ、映画を見ていない方で、ネタバレしたくない方は、ここで閉じていただけますと幸いです。

映画『ラストマイル』は、梨本孔(岡田将生)が、ロッカーに書かれた落書きのような文字を見つめているところからスタートします。

書かれていた文字は、「2.7m/s → 0」。そして、「→」の下には、「70kg」。

この文字が、ラストへつながる重要な伏線になっていますが、それは後ほど説明します。

舟渡エレナ(満島ひかり)は、電車に乗って職場へ向かっています。電車の中では、自分の働く「DAYLY FAST」社のブラックフライデーのCMを眺めています。DAYLY FAST社はアメリカの企業で、AMAZONを彷彿とさせるショッピングサイトの大企業のようです。

最寄駅からは、タクシーに乗るエレナ。一方で、DAYLY FAST社で働く派遣の人々は、専用のバスに乗って通勤しています。

DAYLY FAST社の西武蔵野物流センターに到着すると、孔が入り口で待っていました。

そっけない孔の態度に「上司が急に変わって不満?」と尋ねるエレナ。エレナは、その日から配属になった、センター長なのでした。

孔はエレナをロッカーへ案内します。孔の前で大きなあくびをしてしまうエレナ。「時差が」と照れ笑いをしますが、孔は冷ややかな目で「福岡からでしょ」と呟きます。これも、後々の伏線になっています。エレナは3日前に異動を言い渡され、福岡から武蔵野に配属になったということでした。

エレナに対し、センター内を案内する孔。センターは、もともとあった工場をリノベーションされて造られており、3階分くらいの高さの吹き抜けがあります。

それを見たエレナは「ネット張った方がいいんじゃない?」と孔に伝えます。「落下物防止のためですね」という孔に、「飛び降り禁止のため」というエレナ。これもラストへの伏線となっています。

一方その頃、DAYLY FAST社からの段ボールを受け取った人が、荷物が爆発し焼死する事件が起こります。

爆発事件は2件目、3件目と続いていき、警察からはDAYLY社の倉庫が怪しまれますが、倉庫のセキュリティーは強固で爆発物を持ち込むことは不可能なため、配送を請け負っている「羊急便」も疑われています。ここで、警察として『MIU404』の警視庁捜査一課の刈谷貴教(酒向芳)と、現在は西武蔵野署勤務の刑事になっている毛利忠治(大倉孝二)が登場します。また、羊急便のDAYLY社担当として、八木竜平(阿部サダヲ)が登場します。

エレナは、DAYLY社の物流センター内では爆発物を仕掛けることは不可能だから、羊急便の問題だと思っていますが、自分がその日の朝電車の中で見たCMと同じものをネット上で見かけ、それはDAYLY社が作ったCMではないことに気づきます。

そして、そのCMをよく見ると、DAYLY FAUSTとなっており、「#あなたが欲しいものは?」というCMで使われていた検索ワードを検索すると、犯行予告になっていることが判明します。

すぐに警察に伝えるべきだと進言する孔に対し、今伝えてしまうと、アメリカ本社のブラックフライデーなのに株価が暴落して大変なことになってしまうと、翌朝まで隠そうとするエレナ。

そして、孔が帰っていくのを見届けると、エレナは山崎佑(やまさきたすく)という人物の人事データを消去します。山崎は、中村倫也さんが演じています。

警察は、山崎佑がDAYLY FAST社で働いていた情報を掴み、彼が犯人なのではないかと疑い始めます。そして、エレナと孔のところへ来て、山﨑の人事データを出すように言いますが、データはエレナによって消されていたためありませんでした。

エレナの上司として登場するのが、ディーン・フジオカさんが演じる五十嵐道元です。五十嵐は、実はエレナが福岡からの配属ではなくアメリカから来ていたことを突き止め、爆弾を仕掛けた犯人なのではないかと疑います。そして、それを孔に伝えます。

孔は、以前ホワイトハッカーをしていたことがあり、社内のシステムをハッキングして、エレナが山崎佑のデータを消していたことを突き止めます。

一方で警察の捜査で、山崎佑が5年前にセンター内で飛び降りをして、植物状態であることがわかります。

爆破事件の犯人は、山崎の恋人だった筧まりかという人物でした。まりかは、山崎が飛び降りをした後に、恋人との関係に悩んでいて飛び降りたとDAYLY FAST社から言われ、それは違い過労のために飛び降りたという証拠をつかむために動いていました。

しかし、証拠は見つけられずに、DAYLY FAST社の本社へ爆破テロを予告するメールを送りましたが、相手にされずに事件を実行したのです。

一番最初の爆破事件で死んでいた、黒焦げになった遺体は、まりかでした。まりかは、自分が死ぬことで事件の発覚を遅らせるようにしていたのです。

エレナは羊急便の八木と組み、ストライキを起こします。そして、運送会社の待遇を少し良くすることに成功し、自分はDAYLY FAST社を去ることを決めます。そして、孔は、新しくセンター長に就任します。

まとめ

映画『ラストマイル』犯人は?結末まで詳細に、完全ネタバレ!について見ていきました。

・映画『ラストマイル』の犯人は、山崎佑の恋人だった筧まりか

・過労で飛び降りをした山崎佑が、恋人との不仲に悩んでいたため飛び降りたと社内で結論づけられていたが、それが過労であることを認めさせために起こした事件

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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